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2014年5月7日水曜日

GSXR750 バッテリー交換。 その後トラブル(^_^;) 抜粋

この記事は、バッテリー交換後のトラブルで、ツーリング中、前照灯及びウインカー作動時に電圧降下によって、エンジン停止になった時の原因と処置を記載。
トラブルの現象を確認したい方は、GSXR750 バッテリー交換。 その後トラブル(^_^;)を参照して下さい。


前回のGSXR750 バッテリー交換を書いたのだが、少々問題点が出てきた。
灯火類の点灯時、瞬時の電圧降下で全機能停止の状態が確認された。
前照灯、ポジションランプ、ウインカー、インジケーター等の点灯も、全てNG
当然、スターターも起動出来ず、エンジンのスタートも出来ない。

中略 (GSXR750 バッテリー交換。 その後トラブル(^_^;)参照)

電圧は 12.79V (バッテリー単体)(メインスイッチOFF)で問題ない。

バッテリー単体電圧 12.79V

ターミナル端子の状態を確認してみると、
あれ?
プラス側のターミナルボルトが、緩んでいる。


良く見てみると、ボルトは締め付けてあるのだが、ボルトの長さが長くてターミナル端子が浮いている状態。
A ボルトの先端がターミナルに接触  
B ボルト首下のクリアランス      
C 端子の厚みに対してクリアランス大

 前回バッテリー交換時に、プラス側に、もともと使用していたスーパーナットに組み付けていたボルト(15mm)を使用したのだが、これは、前回スーパーナットに組み付け作業時に組み付け時のナットの位置の影響で、作業性を考えて汎用品を代用したのだが、それを今回の作業で再利用したものだが、長さの確認を怠ったのが、今回の原因。
バッテリー付属のボルトと比較すると5mm程長い。ターミナルの形状からすると、確実に問題が発生する。 これは、自らのヒューマンエラー。
A 今回取り付けていたボルト    15mm
B バッテリー付属のボルト       10mm
 バッテリー付属のボルトを仮組して、状態を確認。 クリアランスも、問題ない。
バッテリー付属のボルト取り付け状態
端子を装着。 固定の状態を確認しする。
端子組み付け状態
ターミナルの修理完了後の電圧と充電状態のチェック動画(灯火類OFF)①
電圧は
始動前                    12.55V
メインスイッチON時   12.34V
スターターの作動       11.6V
スターターの作動する時間も短時間で、スターター起動時の電圧降下も11.6V留まった事を考えると、問題無いと思う。
最高充電圧は 14.8V 迄上昇。

ターミナルの修理完了後の電圧と充電状態のチェック動画(灯火類OFF)② 二回目の状況確認。
電圧は
始動前                    13.15V
メインスイッチON時   12.7.5V
スターターの作動       11.33V
最高充電圧              14.91V


ターミナルの修理完了後の電圧と充電状態のチェック動画 (灯火類ON)
前照灯とウインカー及び制動灯を点灯させた時の電圧変化
アイドリング時    14.59V
前照灯点灯時         13.72V (スイッチON)
前照灯点灯時         14.85V (安定時最高値)
ウインカー点灯       1372V (前照灯点灯時)
制動灯点灯         13.85V (前照灯点灯時)
1372V以下に下がる事無く現状問題無し。

原因を特定、処理終了後、給油を兼ねて近所のガソリンスタンドまでの往復試運転。
帰って来て、電圧チェック。
13,1V (バッテリー単体) この程度の電圧を維持していてくれれば問題なさそうだ。
試運転後の電圧
13.1V
今回の修理完了時の走行距離
39598km
今回のトラブルは、恥ずかしながら、自分の作業ミスと、確認不備から招いたトラブル。 確実な作業と確認を実施していれば、不安無くツーリングを楽しめたのだが、ちょっとした手間を省いた為に、余計な心配を抱えてしまった。
考えて見ると、シート下のターミナルと、端子の接触不良で、ショートして火花が発生していたのでは?と想像すると、出火しなかったのは、不幸中の幸い。 以後注意しよう。
自前作業は、自己責任。 事、何か有っても、他人に責任を押しつける事は出来ない。
全ては、自分の責任で。
自分の責任で有れば、自分の愚かさを痛感し、反面、人を恨む事もない。
自分で出来るメンテナンスは、そういう姿勢で取り組もう。。これからも。。。

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